Amazon自己発送(FBM)とFBAはどっちが良い?使い分けや評価を守るための設定のコツ

目安時間 12分

Amazonで販売を始めると、必ずと言っていいほど耳にする「FBA(配送代行)」という言葉。「全部お任せできて楽だよ!」と言われるけれど、実は最近、あえて「自己発送(FBM)」を選ぶ賢いセラーさんが増えているのをご存知ですか?

 

「自分で送るなんて大変そう…」

「休みがなくなるんじゃ…?」

と不安に思うかもしれませんが、大丈夫!コツさえ掴めれば、自分のライフスタイルを守りながら、手元に残る利益をしっかり増やせますよ。

 

今回は、Amazonの自己発送(FBM)について、初心者さんにも分かりやすく、優しく解説していきますね!

 

1. Amazonの「FBM(自己発送)」とは?

FBMとは「Fulfillment by Merchant」の略で、日本語では「自己発送」や「自社出荷」と呼びます。

 

仕組みはとってもシンプル。Amazonで注文が入ったあと、

  1. 自分の家や倉庫にある商品を手に取り
  2. 丁寧に梱包して
  3. 配送ラベルを貼り
  4. 郵便局やヤマト運輸さんから発送する

という流れです。メルカリなどのフリマアプリをやったことがある方なら、「あの感じ!」とイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんね。

 

 

2. FBM(自己発送)とFBAはどう違う? 3つのポイントで比較

「結局、何がそんなに違うの?」という疑問を、FBMを基準にして、特に重要な3つのポイントにギュッとまとめました。

 

① 作業のスタイルと柔軟性

FBM(自己発送・自分で!)

    • あなたが注文を確認し、梱包・発送を行います。
    • 発送のタイミングや梱包方法を自分でコントロールできる「自由度」が一番の魅力です。

FBA(Amazonにお任せ)

    • 24時間365日、Amazonがあなたの代わりに発送します。
    • 手間はかかりませんが、Amazonのルールに合わせる必要があります。
② お金と利益の残り方

FBM(自己発送・自分で!)

    • 「実際の送料」と「梱包資材代」の実費のみ。
    • 安い配送方法(クリックポスト等)を自分で選んで工夫できるので、手元に利益が残りやすいです。

FBA(Amazonにお任せ)

    • 「配送代行手数料」と「在庫保管料」が固定でかかります。
    • 便利さを「手数料で買う」イメージなので、FBMに比べると少し利益は削られます。
③ 在庫管理と「自分らしさ」

FBM(自己発送・自分で!)

    • 手元に在庫があるので、他の販売サイト(メルカリや楽天など)と在庫を共有しやすいです。
    • 可愛いラッピングやサンクスカードを同封するなど、ショップの「ファン作り」も思いのまま!

FBA(Amazonにお任せ)

    • 在庫はAmazonの倉庫に預けっぱなしになります。
    • 梱包はAmazon指定の箱のみ。どのセラーから買っても同じ箱で届くため、個性を出すのは難しいです。
「FBAについても詳しく知りたい!」という方へ

FBAの具体的な仕組みや活用法は、こちらの記事 で詳しく解説しています。

「やっぱり全部お任せして自動化したいな」という方は、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

Amazon物販が劇的に楽になる!初心者のためのFBA活用術と導入ステップ

 

 

 

3. あえて「自己発送」を選ぶ4つのメリット

手間がかかるはずの自己発送を選ぶ理由はなぜなのか。FBAにはない「お財布と心に優しい」メリットをお伝えしますね。

 

 

① 利益が残りやすい!

FBAを使うと、便利な分だけ「配送代行手数料」や「在庫保管料」が引かれます。2026年現在、物流コストの上昇に伴いこれらの手数料も以前より負担が増えています。

 

自己発送なら、自分で安い配送方法を選べるので、浮いた手数料分がそのままあなたの利益になります。

 

 

② 在庫を自由に動かせる

Amazonに預けてしまうと、他のサイトで売れた時に取り出すのが大変。でも手元に在庫があれば、楽天やメルカリで売れた時もすぐに発送できます。在庫のダブりを防ぐ「賢い運営」ができるんです。

 

 

③ 心温まる「梱包」ができる

Amazonの箱は素っ気ないですが、自己発送なら「お買い上げありがとうございます!」というメッセージカードを添えたり、独自のラッピングをしたりできます。このひと手間で、「次もこのショップから買いたい」というファンが増えるんですよ。

 

 

④ どんな商品でも扱える

FBAには「危険物はダメ」「お酒はルールが厳しい」など、預けられない商品がたくさんあります。自己発送なら、運送会社さんがOKしてくれるものなら、あなたの判断で自由に販売できます。

 

4. 知っておきたい「デメリット」と「注意点」

FBMももちろんメリットばかりではありません。ここは「気をつけてね」というポイントです。

 

①作業の時間が取られる

売れれば売れるほど、梱包の時間が増えます。副業の方は、自分のキャパシティを見極めて在庫設定をするのも大切です。

 

私も在庫があるだけ登録していたことがあるのですが、1日の間に一気に注文が来たために、あたふたしながら梱包して発送した経験があります(苦笑)。それからは自分で梱包・発送ができる数までを在庫数として登録するようにしています。

 

②カスタマー対応の責任

万が一、届いた商品が壊れていた時の対応も自分で行う必要があります。

 

③プライムマークの壁

通常、自己発送の商品には「Prime」マークがつきません。これをつけるには「マケプレプライム」という厳しい基準をクリアする必要があります。

 

 

5. 評価を下げないための配送設定術

Amazonは配送までのスピードもセラーの評価に関係します。発送が遅延するとセラーの評価が下がってしまいます。

 

そうなると、「Amazonで販売するなら毎日発送しなきゃいけないの?」と不安に思うかもしれませんが、Amazonの設定を正しく行えば、自分のペースで運営できますよ。

 

「リードタイム(出荷作業日数)」で調整する

注文を受けてから発送するまでの期限を、調整しましょう。

 

発送までの日数を通常1〜2日のところを、あえて「3〜4営業日」などに広げておきます。こうすれば、Amazonから「遅延だ!」と怒られることはありません。

 

「土日祝はお休み」にする

配送設定の画面で、土日や祝日を「休業日」に設定しましょう。

 

こうすることで、金曜日の夜に注文が入っても、発送期限のカウントは月曜日からスタートします。これなら週末を家族や趣味の時間にフル活用できますね。

 

 

6. 注文が入ってからの具体的な5ステップ

実際に注文が入った後の流れも説明しますね。

  1. 注文を確認する: セラーセントラル(管理画面)で「未出荷」の注文をチェック。
  2. 丁寧に梱包する: 商品が壊れないように梱包します。
  3. 配送方法を選ぶ: 重さや厚みに合わせて、一番安い方法を選びます。後述するクリックポストが便利ですよ!
  4. 発送する: 郵便局やヤマト、佐川急便などを利用して送り出します。
  5. 「発送通知」を送る: Amazonの画面で「送りました」というボタンを押し、追跡番号を入力します。これを忘れると「未発送」扱いになるので要注意です。
配送ラベルはAmazonでも買えます

FBMの注文詳細で、そのまま配送ラベルも購入できます。配送代がAmazonの売り上げから引いてくれるのと、追跡番号も勝手に登録されるため、段ボールで発送する場合には配送ラベルを購入するのも手ですよ!

 

 

7. クリックポストは自己発送の「最強の味方」!

薄くて軽いものを送るなら、クリックポスト(全国一律185円前後)が本当におすすめです。

メリット
  • 追跡番号がある: Amazonでは「追跡番号」がないと評価(追跡可能率)が下がりますが、クリックポストなら標準装備!
  • ポストに入れるだけ: 窓口に並ぶ必要はありません。
注意点
  • 手入力が必要: Amazonのシステムと自動連携していないので、追跡番号を自分で入力する必要があります。1桁の間違いで「追跡不能」になるので、慎重に入力しましょう。
  • 回収時間に注意: ポストに入れてから郵便局がスキャンするまでタイムラグがあります。夕方の最終集荷に間に合うように出すのが、評価を守るコツです。

 

 

8. ヤマトや郵便局以外でも送れる?

「うちは佐川急便と契約しているんだけど…」という方も大丈夫。

 

佐川急便、西濃運輸、福山通運など、Amazonの配送設定リストにある運送会社であれば、どこを使っても問題ありません。

 

ただし、地元の小さな運送屋さんなど、リストに名前がない業者を使うと「追跡番号」が正しく認識されないことがあります。アカウントの健全性を守るためにも、できるだけ大手運送会社を利用しましょう。

 

 

まとめ:自分に合った「ハイブリッド運営」を!

いかがでしたか?Amazonの自己発送(FBM)は、決して「FBAが使えないからやるもの」ではありません。「利益を最大化し、自分らしいお店を作るための戦略的な選択」です。

  • 売れ筋商品はFBAにお任せして手間を省く
  • 薄い商品やニッチな商品は自己発送で利益を確保する

こんな風に使い分けるのが、2026年を勝ち抜くセラーの姿です。まずは家にある小さなものから、心を込めて「自己発送」を始めてみませんか?

 

あなたのAmazonビジネスが、より豊かで楽しいものになるよう応援しています!

 

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